アヤムと私 1 おウチにアヤムがやってきた
数ヶ月前、旦那殿が「アヤム(鶏)が欲しいなぁ」と言ってきた。鶏はうるさいから要らないよねー?と、こないだ話したところだったので「???」と思いつつ、それまでの会話の流れから先の話しだと思って「ふぅ〜ん、欲しいんだ〜」と流していた。
が、しかし。翌日出かけて戻ってくると、部屋の隣に雄鶏が…。
(・Д・)??
旦那殿に聞くとにこやかに「ウチのアヤムだよ」と。え?今?先の話しじゃないんかい??
私「闘鶏するの?(闘鶏嫌いだったよね?)」
彼「ちがう」
私「食べるの?」
彼「ちがうよー!ペットだよ!アラームにもなるしね!」
ペペペペペ、ペット!!!ペットですか!アラームって、たまに近所のアヤムが朝2時から鳴きまくってますけど、そんな時間にアラームいる?もしやこの子は正確に時間がわかる…ワケない。
私「ペットなんだぁ…名前つけるかね…」←諦めの速さと目の前の状況を臨機応変に受け入れる事で生きてきた人間。
彼「そーだね!君に任せるよ」
私「桃太郎…かな」
で、ウチの桃太郎。始終、声高らかに鳴き過ぎて、大家さんの奥様に他所に連れて行くよう注意を受け、即刻、近所のマンクーさんとこで預かってもらうことになったのであった。(ウチはコスと呼ばれる長屋タイプのアパート)
バリの家ではたいていアヤムを飼っている。放し飼いだ。
卵のためなのか、肉のためなのか、儀式のためなのかはわからない。でもヒヨコを連れて近所を散歩するアヤムを見るのは好き。
行く手に炎。どーするお母さん!
旅は続く